マウスピース矯正の加速装置とは?メリットとデメリットについても解説
歯科矯正には個人差があり、大人の歯科矯正は一般的に1年から長くて4-5年かかります。できるだけ早く歯をキレイにしたいですよね、、そんな方におすすめなのが、光加速矯正装置(PBMヒーリングオルソ)です。
光加速矯正装置とは?
光加速矯正装置(PBMヒーリングオルソ)は、特殊な波長の近赤外線光を使った矯正治療の補助装置です。マウスピース矯正やワイヤー矯正と組み合わせて使用することで、治療期間の大幅な短縮と矯正による痛みの軽減が期待できます。
加速装置の仕組み
PBMヒーリングオルソは、近赤外線光を歯周組織に照射し、細胞を活性化させます。これにより、歯が埋まっている歯槽骨の代謝が促進され、歯の動きがスムーズになり、結果としてマウスピースの交換日数が10-14日→最短3日になることで治療期間の大幅な短縮や痛みの緩和につながります。
メリット
- 治療期間の短縮: マウスピース交換期間が通常1週間〜14日ですが、光加速装置を使用することで最短3日で交換可能です。治療期間が最大半分に短縮されることがあります。例えば、通常1年かかる治療が最短で5ヶ月で終わることもあります。
- 痛みの軽減: 近赤外線光の照射により、炎症を抑制し、痛みを軽減します。これにより、マウスピースを装着した際の歯の移動時の痛みが軽減されるため、矯正治療のストレスが軽減されます。
- 簡単な使用方法: 1日8分間(上下顎各4分)の使用で、自宅で簡単に行えます。テレビを見ながらやリラックスしながら使用できるため、日常生活に無理なく取り入れることができます。
- 高い安全性: PBMヒーリングオルソは、日本の薬機法、またはヨーロッパのFDAという機関で認可された安全な医療機器です。これにより、安心して治療を受けることができます。
デメリット
- 保険適用外: 光加速矯正装置の使用には別途費用がかかります。矯正治療全体が保険適用外であるため、追加のコストが発生しますが、治療期間の短縮と痛みの軽減を考えると、多くの方にとっては投資する価値があります。
- 継続的な使用が必要: 効果を出すためには毎日の使用が必要ですが、1日8分の使用でOKですので、ご負担になることは少ないです。
使用方法
- マウスピース型の装置を口に入れる: 装置はシンプルで使いやすいデザインになっており、簡単に装着することができます。
- 1日8分間、光を当てる: 上下顎各4分間ずつ、合計8分間光を当てます。光を当てるだけで効果が得られるため、特別な技術や知識は必要ありません。
PBMヒーリングオルソの効果
PBMヒーリングオルソは、近赤外線光を使って細胞内のミトコンドリア代謝を促進し、エネルギー生産を増加させます。また、骨を作る細胞を活性化する効果があります。これにより、歯の動きがスムーズになり、治療期間が短縮されます。さらに、炎症を抑制し、痛みの軽減にも効果があります。この作用をPBM(フォトバイオモジュレーション)と呼びます。
安全性について
PBMヒーリングオルソは、国内外で認可された安全な治療法です。この最新の技術は、ペインクリニックでの疼痛緩和や美容医療でのシワ取り、増毛などのアンチエイジング治療、外傷や骨折の治癒促進、神経再生など、さまざまな医療分野で広く活用されています。これまでに1000以上の論文が発表されており、その安全性と治療効果が証明されています。
こんな方におすすめ
光加速矯正装置は、以下のような方に特におすすめです。
- できるだけ早く歯並びを治したい
- 矯正治療の痛みが心配
- 矯正装置をなるべく早く外したい
- 結婚式や入学式など特別な日までにキレイな口元になりたい
- 忙しいので治療期間を最短で終わらせたい
まとめ
光加速矯正装置(PBMヒーリングオルソ)は、治療期間の短縮と痛みの軽減を実現する画期的な装置です。マウスピース矯正やワイヤー矯正と組み合わせることで、最大限の効果を発揮します。安全性も高く、日常生活に無理なく取り入れられるため、多くの方にとって理想的な矯正治療法です。興味のある方は、ぜひご相談ください。